2017.06.30

街づくりと漫画ファンづくりの共通点

先週、大人気漫画「宇宙兄弟」の31巻が発売されました!

なぜ突然この話題なのかと申しますと、先日幕張メッセで行われた「イベントEXPO」(=イベント開催に必要な企画・機材・会場・グッズ等全てが出展される日本最大のイベント専門展)にて、元・講談社編集者として「宇宙兄弟」や「働きマン」を担当しその後独立された株式会社コルク代表:佐渡島氏トークイベントに参加してきた私が、そこで心に刺さったことをシェアしたいがための切り出しです。

コミュニティをプロデュースする力

さて、佐渡島氏のトークタイトルは、「ファンを創り、盛り上げる ~コミュニティをプロデュースする力とは~」。街づくりと漫画のファンづくり。一見関係性がないように思えますが、イベントEXPOで講演されるには、なにか強力なヒントがあるはずだろうと直感を信じて、かつ宇宙兄弟のファンの一人として佐渡島氏のトークを拝聴してきました。

ファンの濃度を高めるとは

早速本題ですが、宇宙兄弟は、超人気漫画であるが故に、ファン層はいわゆる“漫画オタク”と呼ばれる方々ではない幅広い世代の老若男女。よって、“漫画オタク”の彼らが買い求める同等のグッズ(缶バッジ・クリアファイル等)を店頭販売したとしても、需要がないだろうという考えがあったそうです。それはまるで大人気歌手の“ミスチル”や“サザン”と同じこと。そこでコルクさんが生み出した手法は、コミュニティを作り、ファンの濃度を高めていくことでした。ツイッターでファンを集め、次のステップとしてファン限定メルマガ配信。そしてファンコミュニティを作りあげ、ファン自ら発信されるグッズ要望を聞き出し、みんなで形にして、コミュニティ内限定でグッズを販売することでした。ファンは、自然と仲間同士となり、コミュニティ内の繋がりが強化されることで、外への発信力はより強いものになって行きます。

目指すは街のファン創り

これは、まさにエリマネでも行われるべきことです。漫画と街。異なる土俵でありながら、持つべき視点は同じでした。さらに後日、コルクさんのwebサイトを拝見すると、なんと採用職種は編集者ではなく、「コミュニティプロデューサー」。これは、QUOLの職種「タウンディレクター」と同じ立ち位置です。我々のミッションは、街に住む幅広い世代の老若男女や企業、来街者を繋げて「コミュニティ」を作り、ストーリーのあるイベントを企画し、賑わいを生み出し「街のファン」を創り出していくこと。

エリマネによるまちづくりを行うタウンディレクターとして、敏腕漫画編集者の佐渡島さんの1時間の講演は、“心のノート”にメモせざるを得ないものでした。

我々QUOLは、今後も宇宙兄弟に負けず劣らずの「街のファン創り」を目指していきたいと思います。

(廣川)