2015.09.28

大規模マンションの住民コミュニティを周辺地域に広げる

2014年2月、横浜プリンスホテルがあった場所に大規模マンション、ブリリアシティ横浜磯子が完成しました。ここは磯子の人々にとって思い出と愛着のある場所であり、マンション建設にあたっては、近隣住民への配慮から敷地内のグランドエレベーターや多目的スペース、緑地などを近隣住民に開放することとなりました。
一般的に、マンション敷地内の施設はマンション住民によって構成される管理組合が管理しますが、近隣住民も利用できる場所や施設を保有していることから、適正な管理を行うために、別の組織として「磯子タウンマネジメント倶楽部」が創設されました。

磯子タウンマネジメント倶楽部は、地域に開放している各スペースを管理・運用することに加え、より住よい環境を目指して、様々なコミュニティ活動・コミュニティイベントを行っている。このマンションや近隣に住む人々の交流の機会をつくり、コミュニティの輪を紡いでいく仕掛けです。

*詳しくは過去の記事をご参照ください。
「横浜プリンスホテル跡地に2000人が訪れる新名所誕生!」

現在、マンション1,230戸の引き渡しが終わり、約3,000人の人々がここに住んでいます。倶楽部は、料理教室やスポーツ教室、親子参加イベントなど、同じ趣味・興味を持った住民が集まる機会を作ったり、地域の旬のものが買えるマルシェを開催するなどして、マンション内にとどまらず近隣住民も加えた交流を促進してきました。
倶楽部が誕生して一年。開催したコミュニティイベントは年間84回、その中には、太極拳や空手など、倶楽部が主催していたイベントが住民の自主活動サークルに発展したケースもあります。また、住民の方々が主催するイベント活動の「やりたい」が実現できるよう開催告知などの協力を行ってきました。地元の人々やお店がイベントの講師になったり、マルシェに出店したりと、磯子区の地域性を感じ、魅力を知れるような機会も数多く提供しています。

こうした活動により、貸室の利用者は増加、近隣住民が倶楽部会員となって活動に参加することも増えてきました。
ブリリアシティ横浜磯子の敷地内を歩いていると、立ち話をしたり挨拶をしあう姿が格段に増えているように感じます。広場の木々が一年で成長したのと同じように、住民コミュニティも確かに育まれています。イベントに友達同士で申し込んだり一緒に活動したりと、倶楽部が関わる場面場面でも、住民が顔見知りになり、友人同士となっている様子がうかがえる。これからどんな街へと成長していくのか楽しみです。

倶楽部には今、清掃活動や防災訓練など、自治会活動のような要望も増えてきています。交流イベントだけでなく、地域への貢献活動にも積極的に取り組んでいきます。