2017.08.25

地元へ帰ろう♪帰省パワー

夏休みいかがお過ごしでしょうか!?

夏はなんといっても、お盆期間を中心とした長期休暇、お盆休みが楽しみですね。今年はお盆休みを6日以上取れる方の割合がおよそ3人に1人、2013年以降最も高かったそうです。

みなさんは夏休み、どこかへお出かけしましたか?
私は毎年、大好きなさざえや白イカの刺身を目指して夏帰省をするのですが、社会人になるとなかなかまとまった休みが取れないので、こういう機会に旅行へ行かれる方の方が多くなってきているかもしれませんね。

首都圏から帰省にかかるコスト

まして、首都圏から帰省にかかる交通費は1人あたり平均3万1,560円、九州へ帰省される方はなんと平均5万4,560円かかっているそうなのです。自分だけではなく家族と一緒に帰省するとしたらさらにコストはかかりますし、実家の家族やかわいい姪っ子甥っ子に何かステキなお土産で喜ばせたい、親せきへの挨拶に手土産は必要・・・などなど交通費以外にも用意したいものはいっぱいあります。さらには昨今、お年玉ならぬ「お盆玉」を実施する方も増えてきているとのこと。帰省は、実家でのんびり気軽な夏の予定のようで、なかなかコストがかかる行事です。就業の形も多様化している現代、こつこつと地道に節約してきた貯金も年2回帰省でふっとんじゃう、なんて方も少なくないのでは・・・。

それでもアンケート調査によると、自分の実家への帰省が『楽しみ(計)』という方は86.8%とのこと!コストはかかるけれど、みなさん「帰省」自体は現代でも「楽しみ」な行事なのですね

(ちなみに配偶者の実家への帰省は『楽しみ(計)』が57.6%へ減ってしまいます)

地方のまちづくり

「旅行に行く方が安いなー」というような帰省コストだとしてもも何のその!という魅力的な行事が「帰省」なのだとすると、地方のまちづくりはもっとその「帰省が楽しみ!エネルギー」を活用してはどうでしょうか。そんなことを考えながらネット検索していると、こんなイベントを発見しました。お盆時期に開催される、その名も「信州帰省フェス2017」。帰省する人と地元に住んでいる人とが一緒に“今の信州”を楽しむ、そんなイベントだそうです。
そういえば30歳になる年、京丹後市の「30歳の成人式」のために帰省したことがありました。ここ数年各地で「30歳の成人式プロジェクト」が開催されているのです。こういうイベントも帰省を促し、外に出た人と住人とが交流する機会となることを狙って企画しているのですよね。

進学のための移住、就職のための移住、地方から都市部への若者の流出はなかなか止まらず地方の人口は減少傾向にあり、対策としてIターンUターンを促す様々な取り組みが盛んに実行されてきています。ただ、そもそも抱えている課題の指標とする「人口」は、住んでいる人だけをカウントしていまが、そこに出入りしている「帰省者」や「観光客」もその地域の営みや経済を支える大きな力になっているので「交流人口」を再度捉え、人の滞在や出入りも鑑みて地域の課題をもう一度見てみると、「観光」だけではなくこうした「帰省」動機を促進するような取り組みも、人口減少という課題に対して解決の可能性を拡げるかもしれませんね。

せっかくなので、楽しみワクワクを背負って集まった「帰省エネルギー」は、「交流」だけに流れていくのはもったいないので、もっと利用してしまいましょう。
地方のまちづくりを担うのはそこに住む人、その土地に住み続けていく人たちの覚悟と努力、挑戦し続けること、だと思いますが、例えば、よく言われる地域活性のキーワード「風の人、土の人、水の人」において、「風の人」がもつ役割へと生かすのもいいかもしれません。せっかく各地で切磋琢磨し修行して得た多種多様な「能力」が、無料で、しかもまちづくりに欠かせない「地域への愛着」を持って、一同に集まってくるのですから、まちづくりの人材資源の調達としては、これ、とってもラッキーですよね。
もしかしたら、他所に出て行った者の地元への禊として、自ら「水の人」となるべきなのかもしれませんね。

そんなことを考えたお盆休みでした。
ちなみに、今年は海外旅行に地元へ帰省と、存分に夏を楽しませていただきました!ありがとうございました。

(日方)