2014.10.08

まちづくりの仕事について考えるWORKSHOP「まちづくり仕事相談所」

クオルによるまちづくりイベント第一弾「まちづくり仕事相談所」

※イベント告知記事は▶こちら(TOWN DESIGN CAFE表参道ホームページ内)

今回は、学生さんをメインターゲットにした「まちづくりの仕事ってどんなのがあるの?」という疑問に、みんなで一緒に考えるワークショップを開催しました。

学生さんだけでなく、社会人の方にも参加いただいた少数精鋭のワークショップ。ファシリテーターのウチハラがレポートします。

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まずは“カタルタ”というカードを使った自己紹介から。

自己紹介したあとに、“例えば”とか“もし”とかいった接続詞や副詞の書かれたカードを引いて、その言葉を受けて、もうひとこと。これが意外と難しいんです。でも楽しいんです。ワークショップを始める前の頭の準備運動にもぴったり。

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ここからは、いよいよワークに入ります。

「まちづくりってどんなイメージ?どんなことをすること?」という、漠然とした難しい問いを投げかけました。みなさん真剣にふせんにペンを走らせます。

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そして、出てきたふせんを「不動産づくり」「仕組みづくり」「コトづくり・運営」の3つに分類します。みなさん、うんそうだよね。というような感じでうなずきながら付箋の貼られた模造紙を見つめます。

全体を俯瞰しながら、ワークその2。

「そのイメージに対応する職種って何だろう?どんな人が仕事にしている?」

建築家やゼネコン、公務員なんかは比較的イメージしやすくて出てきます。「“職業”ではないけど、自治会とかもそうかもしれないね。」と言う意見も。

“職業”として捉えづらいところを、参加者で話し合いながら、時にファシリテーターも一緒に答えていきます。「ああ、確かに言われてみればそうだ」「そういう職業があるのを知らなかった」という声もありました。

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さらに「その職業は、誰から(どんなクライアントから)お金をもらっているのか、なぜお金をもらえるのか?」を考えるワーク3

例えば、まちの総合計画を考える政治家や地方公務員は、“国民から”税金としてお金を受け取っています。こういった「その職業が成り立っている理由」を意識することは少ないかもしれませんが、ここがまちづくりを仕事にする上で重要なポイント。

そういったものを出しながら、改めてまちづくりに関わる「コト・行為」「職業」「ビジネススキーム」を俯瞰して眺め、ディスカッション。なかなか議論は尽きませんが、今回はここまで。

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「まちづくりに関わる仕事に就きたいなぁって何となく思ってるけど、「まちづくりに関わる仕事」って何だ?」「私が思い浮かべているようなことをやってる会社ってあるのかな?」「そもそもどんな会社があって、どんなことしてるんだろう?」

というふわふわとしたギモンを持っている人にとっては、具体的にまちづくりに関わる“仕事”を考えるキッカケにはなったのではないでしょうか。

就活を控えた学生さんは、ここから先、より具体的に知る・考えるためには、企業研究やOB・OG訪問で深堀りしていくといいかもしれません。

 

このワークショップ、何度か開催しているのですが、参加者のバックグラウンドによって出てくる意見の種類や数は結構違うんです。

建築学科の学生さんが多い場合は、建築家やデベロッパー、ゼネコンなんかが多いですし、文系のまちづくり系の学生さんが多い場合は、地域密着型のNPOなんかの意見が多かったり。ファシリテーターとして入っている私も、毎回発見があって楽しいものです。

今回は、まちづくりに関する“仕事”という切り口でワークショップ形式で開催しましたが、次回以降また別の切り口で様々なやり方で開催していきたいと考えております。

本HPにて告知させていただきますので、チェックしていただければと思います。(ウチハラ)