2014.08.26

都市でも地方でも実践できるまちづくりの法則−超まちづくり法17条−

「超」まちづくり法とは、「六本木ヒルズ」や「東京ミッドタウン」など都心のスーパータウンが実践している街のマネジメント手法を商業施設や地方の商店街、中心市街地活性化事業などで応用できるよう、わかりやすく体系化したまちづくり法です。

これらのスーパータウンは大手デベロッパーによる都心の大規模複合施設のため、地方都市の「まち」とは規模や投資額が大きく異なりますが、人が住み・働き・暮らす生活の場をハード・ソフト面から管理・運営することについて多くの共通点があります。

超まちづくり法17条

第1条:まちの安心・安全を第一に考える
  • 危険、不安な場所には行きたくない
  • 街の価値の原点となる安全・安心の維持
  • 緊急災害時を想定した訓練、設備
第2条:誰でも快適なまちにする
  • 子供からお年寄りまで対応したサービスを考える
  • 外国人対応、世界標準の街サービス
  • 全天候対応の施設
第3条:まちの顧客満足度を高める
  • 街の顧客が誰かを知ること
  • 居住者、就労者、買物客、観光客・・・など多様なニーズ
  • 顧客の不満、要求は何か把握する
  • 街のCRMの実践
第4条:まちの様々な情報を集めて分析する
  • クレームや問合せ情報はネタの宝庫
  • 街の重要情報は何か
  • 情報収集の仕組みと閲覧性を高める
第5条:まちをメディア化(広告媒体化)する
  • 街独自の媒体をもつ
  • 街全体を使った情報発信
  • 街の広告媒体で稼ぐ 
第6条:まちを上手にプロモーション(宣伝)する
  • 知らなければ来るはずがない
  • 街に興味を持ってもらう「きっかけ」づくり
  • マスメディアとの良好な関係作り
第7条:まちの定番イベントを開発する
  • 毎年開催の定番イベント開発
  • 街のイベントは集客を目的としない
  • 直接集客でなく間接的な集客を増やす
  • 広報宣伝と一体となったイベント計画
第8条:まちにアート・デザインを取り込む
  • アートの持つ情報発信力、集客力
  • 街の様々なデザイン要素がネタになる
第9条:まちの広場や共用空間を活用する
  • 最も価値の高い場所は通路空間
  • 共用空間で稼ぐ
  • 共用空間の整備とルールづくり
第10条:まち独自のコンテンツ(ネタ)を発掘・開発する
  • 街の商標やキャラクターの開発
  • お土産、関連グッズの開発
  • 他にはない特徴やネタの開発
第11条:まちを商品化して新たな財源を獲得する
  • 街で金を稼ぐ
  • 街の運営費を独自財源から調達する
  • 稼いだ金を街の活性化事業に投資する
第12条:まちが様々な企業・団体・個人とコラボレートする
  • 企業とのコラボレーション、街のスポンサー獲得、命名権
  • 様々な団体との協力、支援活動
第13条:まちが社会貢献を推進する
  • 社会貢献活動への支援・協力
  • 地域貢献活動への支援・協力
  • 災害時の避難拠点としての整備
第14条:まちを地域のシンボル・誇りにする
  • 街が地域の誇り、シンボルとなる
  • 街から周辺地域への波及効果
第15条:まちの品質を管理する
  • 街の品質 = その街の人の質(ヒルズ族)
  • 街の基準を持つ
  • リスク管理
第16条:まちに最新技術を取り入れる
  • IT技術の導入
  • 様々な新しい技術の実験場として街を提供
  • 防災・防犯技術
第17条:まちの人材発掘・育成する
  • 街にとって有益な人材の発掘
  • 街の管理・運営のプロフェッショナルの育成