2014.08.15

高齢化・オフィス街化・神輿の担ぎ手がいない!まちを変える若者がまちづくりに参加したくなる仕組み

淡路1「古き良き伝統を受け継ぎ、新しいコミュニティが育まれる街へ。」をコンセプトに、オフィス・商業施設・マンションを持つ複合施設。秋葉原や御茶ノ水から徒歩圏内!

2013年春、神田淡路町に大規模な再開発プロジェクト「ワテラス」が誕生しました!明治時代、映画館や寄席、飲食店が軒をつらね、栄えてきた神田淡路町。しかし地域の核だった淡路小学校(明治8年開校)が統廃合、大学の郊外移転もあり、学生を中心に賑わったこのエリアは次第に活気を失っていきます。

淡路21993年、117年の歴史に幕を閉じた淡路小学校。

住民の高齢化とまちのオフィス街化により、日本三大祭のひとつにも数えられる神田祭は、神輿の担ぎ手が足りない現状に直面。再開発をきっかけに住民や若者、就労者といったまちにいる人たちが関わり、つながることができる新しいコミュニティづくりが必要とされていました。

プロジェクトを進めていく中で、設計の初期段階から、将来整備される施設を拠点としたまちづくりを考えるため、周辺住民・近隣の企業・大学関係者・行政が参加する”タウンマネジメント検討会”が行われました。

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検討会では、エリアマネジメント活動の拠点の一つとなる「ワテラスコモン」の施設デザインや新しいまちづくり団体の活動理念の話し合いが行われ、ワークショップから「学生を活かした地域づくり」というまちづくりのコンセプトが誕生。「ワテラス スチューデントハウス」というカタチでを実現しました。

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これは、地域の活動に参加する代わりに、ワテラス内のマンションに周辺相場よりも安く住めるという学生マンションです。祭りの準備やマルシェ運営の手伝い、ゴミ拾いや地域のフリーペーパーづくり。学生の活力を上手にまちに取り入れて、賑わいをつくる仕組みなのです。

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現在では、学生マンションには定員を越える居住希望者が集まり、「まちづくりに興味を持っている」「地域に貢献したい」という思いを持つ学生が、どんどん集まり始めています。

現在まちづくりの中核を担う一般社団法人淡路エリアマネジメントとともに、ワテラス スチューデントハウスの学生達が、地域コミュニティの担い手として、大きな役割を果たしています。

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